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安物買いの銭失わず〜日本の物流を真面目に考える〜

イマジッシュ「imazish」(ZG-0032LD)のテレビがとうとう壊れた。

このテレビ、
2006年8月4日にイオンで129,800円で発売されたものの、
約1ヵ月後の9月8日に89,800円に値下げという暴挙に出た商品。

当時としては破格だったので各地で売り切れ続出する中、
私も近所のイオンがオープンする時に早朝起きで並んで購入していた。

そんな思い出深いテレビだが購入当初からトラブル続きで悩まされたのも事実。
1回目は購入後1週間で「音が出なくなるロットなので無償交換させてほしい」と無償交換、
購入2年目にリモコンが壊れて新品リモコンを購入、
そして3年目の今年、電源が入る時間が延び始めついに動かなくなった。

イオンに連絡し、
修理の手配やら代替品の話を始めるので一言
「私もうほとほとに疲れました」
心の叫びが相手に直球で伝わったのか、
数秒後に「返金」という思ってもみない対応には疲れも一気に吹き飛んだ。

返ってくるお金で今度は日本製を買おう。


ここからが本題の物流の話。
発売当初おそらくイオンから輸入販売元(すでに倒産している)に、
「イオンの販売網で売ってあげるので、10万を切るインパクトがほしい」と値下げ圧力発生。

寄せ集めの部品でもソコソコの物ができるデジタル製品なだけに、
液晶パネルはサムスン、画像処理チップは東芝と
それぞれ一世代前の部品で組み立てていたのは知っていた。

一世代古いだけならいいやと考えた私が馬鹿だったようだ。
1回目の不具合で台湾で人力で組み立てているのかと生産管理の甘さを予想し、
2回目でリモコンはゲームコントローラーじゃあるまいしと生産テストの甘さを認識し、
今回ので最悪発火するぞと商品開発の甘さを確信した。

調べると同じ症状の人がワンサカいる。
部品を自分で交換する人、修理依頼する人、返金される人・・・
電源が入らないのは変圧関係のコンデンサ部品の膨張液漏れが主原因。

イオンでは某メーカーに修理委託して、電源ボード交換で応じているようだが、
イオン系列で独占的に販売しているメーカーへの圧力が伺える。
どうもキナクサイのはテレビだけじゃなさそうだ。

話をテレビに戻そう。
テレビはコンセントを抜き差しするとしばらくは使えるものの、
日に日に電源が入る時間が遅くなっていく。
電源が入るまでに30分もかかるようになると今度は電源を切らなくなるのが心情で、
そうしていると今度は突然強制的に電源が切れる。
この頃にはテレビは異常発熱し安全回路もフル稼働中、
こんな使い方を毎日していて、もし安全回路自体がダメになってしまったら・・・

私はイオンの先行きを酷く心配する。
営業不振は価格競争や消費者の買い控えだけではないだろう。
PBを武器にメーカーに無理強いするあまり、倒れたメーカーの後始末を自身でする有様。
今回は家電だからまだいいものの、食品などで健康被害が出た時には本当に危ない。
猛烈な勢いで商品展開しているトップバリュー製品が少し怖く思えた。


author:管理人, category:-, 14:00
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